昨晩はいつもより早くベッドに入った。
そう、翌朝の日本VSデンマークを見る為だ。
正直、日本が決勝トーナメントに進むことは無いと思っていたが、初戦のカメルーン戦の勝利で状況が一変した。
そして、デンマーク戦がグループリーグ最終戦。引き分け以上で決勝に進むことができる。
状況は有利ではあるが、負ければ予選敗退。
なかなか寝付けずにいたが、おそらく23時頃には寝たようだ。
嫁さんがベッドに来たのが23時ごろらしい。その時2~3言葉を交わした後記憶が無いからだ。
目覚ましはきっかり午前3時に大きな音をだした。
眠りが浅かったのだろうか、すぐに反応し目覚ましを止める。
横の嫁さんに、「始まるぞ」と声をかけ、身体を揺する。
そして、現在サッカークラブに所属する小学5年生の長男にも声をかけ起こす。
彼は、昨晩僕に「一応起こしてみて。起きれたら見たい」と言っていた。
意外にも、声をかけると一気に起きた。
ふと足元を見ると、飼い猫が3匹ともウロウロしている。家人がおかしな時間に起きているので、朝か夜か分からず困った顔をしている。
時折、「ゴハ~ン」と鳴く。いや、実際にそう聞こえる。
日本時間2010年6月25日午前3時30分。
生き残りをかけた運命のキックオフ。まだ外は暗い。
偶然なのか、「決戦は金曜日」。
予想通り日本はカメルーン戦、オランダ戦と同じスタメン。
日本は攻撃的な入り方をするが、さらに攻撃的なデンマークに押し込まれる。
デンマークはパス回しも速く、まるでサッカー教本にでてくるような、そして綺麗なサイド攻撃を繰り返してくる。
しかし、前半17分試合が動く。
ゴールまで約30メートルのフリーキック。キッカーは本田。
彼の得意な右45度の角度だ。
多分、多くの人は「なんか入りそうな予感」がしたのではないか。
彼が左足を振りぬくと、見事にコントロールされた無回転のジャブラニが、デンマークゴールに吸い込まれる!
僕、嫁、長男が同時に「やった!!!!!!!!」と叫ぶと、ぼんやりしていた3匹の猫は驚いて走り回り、テーブルの上の箸立てやら文房具入れなどをひっくり返してしまった。
ゴールが決まった喜びと、猫たちの滑稽さに大声で会話していると、5歳の長女が
「うるさくて眠れない!!」
と、起きてきた。
たしかに、彼女にしてみればサッカーなど興味はないわけで、ましてやワールドカップなどどうでもよいことなのだろう。
長女を寝かしつけて、テレビの前に戻ると、さらに遠藤のフリーキックが決まり2-0。
デンマークのキーパーは本田が蹴ると思っていたのだろう。
反応が一瞬遅れていた。
これでデンマークは3点取らないと予選敗退。しかし、今の日本の守備陣から3点取るのは無理だろうと思う。素人目にもそれだけ安定している。
それに、キーパーの川島はどうやら覚醒したようだ。
前半が終了し、外を見ると夜が明けていた。
眠気覚ましに外へ出てみると、朝焼けに染まった薄赤い雲と真っ青な空、そして黒い山のシルエットがすごく綺麗だった。
「早起きしてよかったな」と考えながらタバコを1本吸ってから家に入った。
デンマークは攻撃的な選手を次々に投入してゆくが、堅牢な日本守備陣を破ることができない。
PKで1点返され2-1になるが、デンマークも疲れが見え始め、単調なパワープレーを繰り返すのみ。
そして後半42分、本田の素晴らしいドリブル突破から岡崎へ決定的なパス。
これを岡崎が流し込んで、勝利を決定付ける3点目が入った。
ロスタイムは4分あるが、この試合に限っては勝利へのカウントダウンに過ぎなかった。
そして、ついに試合終了。南アフリカのピッチには歓喜の輪ができる。いつもは耳障りなブブセラも、この時ばかりは日本の勝利を讃える祝音に聞こえた。
下馬評では散々たたかれていたサッカー日本代表だが、予選リーグの結果は2勝1敗で勝ち点6という素晴らしい結果だった。
来週はいよいよ決勝トーナメントが始まる。
岡田監督が言う「ベスト4」や本田選手が言う「優勝」を笑う資格は僕には無い。
今日の試合のように、期待を持って応援することにしよう。
もう少し寝不足が続きそうな気がするのは僕だけだろうか。
今回は、6・25ドキュメントをドラマチックに書いてみました。
多少(?)の乱筆、乱文はご容赦くださいw
思いのほか長文になりそうだったので、途中から文体が変わったのもご愛嬌www
本日は、ポルトガルvsブラジル。
これぞワールドカップという試合ですね。
注)これはクライスラー・ジープ・ダッジ富山のブログです。